人生で初めて消費者金融から60万円の借り入れをしてきた。

2019年11月22日ライフ

人生で初めて消費者金融から60万円の借り入れをしてきた。

人生で初めて消費者金融から借り入れをした。生きているうちには絶対やらないだろうと思っていたが、諸事情によりやるしかなかったのでその時のことを紹介したい。借り入れ方法は流行りのカードローンだ。

実は知り合いのツテで投資用のパソコン用アプリケーションを買わないかと誘いを受けた。そのソフトの利用料が毎月2万少しかかるのだけれど、投資収益でそれはペイできるからやってみないかと誘われた。

金の話には魚よりも食いつきのいい私は絶好の機会だとばかりにその話に乗っかることにした。名前は伏せるけれど、聞いたことのない金融商品だった。試しにGoogle検索をかけてみたのだが全く検索結果にその言葉は出てこなかった。

もしかしたら投資家の間にだけ回るという案件かなと思って期待は一層高まった。ソフトの開発、販売、契約はある会社が行なっているとのことだった。その会社の営業担当へはその知人の叔母である不動産投資家の方が行なってくれた。私は知人に連れられてビルへと向かった。

ビルの4階へエレベーターで上がり事務所の扉を叩くと、物腰の柔らかそうな営業のお兄さんが私たちを迎えてくれた。商品の説明や使い方を実際にパソコンで動かして見せてくれた。そしていよいよ値段の話になった。

私は事前に月々2万少しと聞いていたので、その場では何も買う必要はないと思っていたが、違った。ソフトの値段は100万するとのことで現金一括のみでしか取引はしないということだった。しかし私の貯金がそんなにあるはずもなく、と言うか少し前に現物の株を買ったばかりだっつーの。

まあ愚痴は置いておいて、突然知らされた価格に驚きつつも、知人に色々聞いてみることにした。知人はすでにそれを一括で購入しており投資も始めていた。月に10万前後利益が出るようになってきたと知人は言っていた。ちなみに知人は3年それを続けている。

不動産投資家の叔母から勧められたのがきっかけだったのだが、とてもうまく運用できているようだった。実際の運用シミレーションも知人が分かりやすく数字で示してくれた。私はとりあえず買うことに決めた。しかし金がない。

知人に金がないことを伝えると、知人はカードローンで50万づつを2社、まあレイクとアコムなんだが、そこから借りて始めたと私に告げた。私はスマホで預金残高を確認し、なんとか40万はひねり出せることがわかった。そこで60万を消費者金融から借りれるか問い合わせをその場でした。

レイクにとりあえず電話をした。電話は1時間くらいかかった。審査があって職業や年収等ありとあらゆることを聞いてきた。親族の連絡先を言わなければならない場面が訪れたが、かなり辛かった。返せない額を借りるわけではない、そもそもペイできるはずなのだから。しかしそうは言っても人生思い通りに運ぶわけはないと言うことを知っているから心の緊張は試合前のあの頃を思い出すほどだった。

電話で審査が一通り済んだので自動契約機へと私は向かった。徒歩10分の所にそれはあった。自動契約機は一人専用の個室でタッチパネルと電話がそこにはあった。私はタッチパネルを触り、電話で言われた通りに進めていった。少しすると電話がかかってきた。

受話器をあげると女が給与明細をコピーしてくれと言ってきた。目の前の蓋を開けるとコピーをするあれが出てきた。私はそれに明細をセットしタッチパネルで操作すると読み取りが始まった。いやどうだったかな。ちょっと記憶が怪しいが、まあそんな感じで給与明細も無事送り届けた。身分証明書として免許証のコピーも求められたのでそれも同様に行なった。

全ての手続きが終わった。手続きには1時間くらいかかってしまった。電話も合わせると2時間もかかった。その間知人は近くの店で時間を潰してもらったわけだが、今から振り返っても本当になんでそこまでしてくれるのだろうかと思う。まさか罠か?とまでは流石に考えなかったが、まあそれは今後判明するだろう。

手続きが終わったところでレイクのカードが発行された。私は今すぐに60万が必要だったので、すぐ隣にあったATM風の出金機から60万を引き出した。60万ともなるともう財布がギチギチになる。はじめてこれだけの大金を降ろして思ったがとても怖くなった。

ここから歩いてあのビルの場所まで行くリスクが私には非常に高く感じられた。道中、可能性は限りなく低いが万が一これを失えば、残るのは60万の借金だけだ。私は知人が来るのを待った。一人では歩きたくなかった。

知人が到着したのでビルへ一緒に向かった。カバンを持つ手がいつもよりも力強かったのは言うまでもない。道中コンビニによって40万を出金した。念の為知人には私の後ろに立ってもらった。引ったくりなど来る確率は非常に低いがそれでも可能性はゼロではないからだ。

金を持って事務所に到着した。事務所ではほんわかした営業担当が待っていた。金を渡し引き換えにソフトの入ったDVDと使い方マニュアルをもらった。色々緊張したがこれでいよいよスタートが切れるわけだ。今後どうなるのかは正直よくわからないがチャンスを掴むためにやれることはやった気がする。あとはもうやるだけだ。

借り入れはレイクを使ったわけだが審査では一応80万までは大丈夫とのことだった。まあ、60万までの契約にしておいたけれど。とにかくこのカードを一刻も早く処分したい気持ちで今はいっぱいだ。

借り入れをして、ようやく本当の投資家の仲間入りをしたのかもしれないと、緊張する胸に手を当てながら思った。これが、負債を抱えている状態。貸借対照表が頭の中に思い浮かんだ。資産、負債、純資産の項目がずらずらっと過ぎる。

それからしばらくしてレイクの返済期限が訪れた。返済指定金額は1万6000円だった。しかし金利をみて私は2万を振り込むことに決めた。私が借りたのは年利18%の非常にやばい利率だ。返済金額を確認したがたった1ヶ月で3000円弱の利息がついた。それが複利で増えていくのだから恐ろしい。前倒しでガンガン返していこうとこの時決めた。

後から気が付いたことだが、楽天のカードローンなら金利が14.5%で借りられることを知った。今から思えば楽天で借りるべきだったかもしれない。いや楽天で50万借りてレイクを返して楽天のカードローンに切り替えればその金利分安くなるのではないのか?今ふと思ったんだが、これは試す価値ありかもしれない。

不安しかないが、投資とは未来への不確実性に機会を投げることだと誰かが言っていた気がする。誰も励ましてなどくれない。だけど、それでも、やるしかない。自分で決めて、リスクを背負ったのだから。