「眠れない・・」交代勤務の仕事で生活リズムが整わなくなった件。
「眠れない・・」交代勤務の仕事で生活リズムが整わなくなった件。

この記事をご覧になっているということは、現在交代勤務をされている方か、もしくはこれから交代勤務を始めようと思っている方かと思います。
ここでは私の経験談を少しお話しできたらと思います。
私は工場で勤務していた時、4勤2休の交代勤務でした。土日祝日関係なしのシフト制ですが、それでも休みは多かったです。
どういう感じで交代勤務をしていたかというと、4日、日勤で働いて2日休んで4日夜勤で働いて2休んで、4日、日勤で働く。このルーティンでやっていました。
夜勤はここで働く前にもやったことがあったので、なんとなく夜起きて昼間寝るという生活スタイルはいけるだろうと当時の私は思っていました。
工場は半導体の製造工場で、私は事務仕事がメインではありました。ですので体を動かすというよりかは頭を動かさなくてはいけない仕事でした。
やってたこととしては、電話対応だったり、パソコンで専用のソフトを使った分析をしたりするような感じです。
仕事が始まってからは仕事を覚えることもそうですが、交代勤務に慣れないことにはどうしようもないと感じてはいましたけれど、
1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が過ぎ、3ヶ月が過ぎ、結局半年たっても一向に交代勤務になれることはできませんでした。
どういうことかというと、布団に入っても寝れないのです。
特に日勤と夜勤の切り替わりの時です。ここは休みが二日間設けられてはいるんですが、体はその週が日勤だったら日勤の体になっていて、夜勤だったら、夜勤の体になっているんです。
だから、もうこの時間になったら寝ないと明日起きれないと思って布団に入っても全然寝付けないんです。そして気がつくとアラームが鳴るんです。
アラームがちょうど鳴る時間になるとようやく睡魔が襲ってくる。辛いですね、本当に。で、まあ結局寝不足で出社という感じです。
仕事はまあ、なんでもそうですが、ミスをするとかなりの損失が出るような割と責任が重い仕事をしていたので寝ぼけてはいられませんでした。寝不足の体を叩き起こして業務に従事しました。
そんなことを続けていると体の方から悲鳴を上げ始めまして、半年が過ぎたあたりから頭痛と咳に悩まされることになります。疲れが取れていないということなのでしょう。
職場の方にも何かいい方法はないかと聞いて回りましたが、私同様に、切り替えがうまくできない方が大半でした。みんな眠れてないみたいです。
中にはもう切り替えできないのはしょうがないから、寝ずに日勤の体から夜勤の体に切り替えるという強者もいました。
そんな寝不足が蔓延している職場で精神的に負荷のかかる仕事をずっとやり続けるわけですから、些細なことにも敏感になってくるんです。
特に職場歴の長い人なんかはもう、ボスみたいな感じでその人が機嫌が悪いと職場全体の空気が悪化するなんてのはよくありました。
シフト勤務の辛いところですね。シフト制なので基本メンバーはいつも同じです。だから誰もボスの暴走を止めることはできませんでした。
職場はギスギスしていて、寝不足で、精神的にも負荷のかかる仕事を続けていると、やっぱり体に悪いようで、ついに私は仕事中や仕事に行く前に、吐き気を催すようになりました。
そこから退職まではそう、かからなかったと思います。
そういった背景もあって交代勤務にあまりいいイメージは持っていないのですが、人間関係の良好な職場なら多少の寝不足でも頑張ることができたのではないかなと思います。
まあでも常に寝不足なので栄養ドリンクは常用してましたが、、
個人的には交代勤務は向いていなかったですし、向いてる人の方が少ないのではないのかなと思います。日勤専属や夜勤専属などの方が体には優しいように思います。
これから交代勤務の仕事に就こうとされている方は本当に無理はしないでいただきたいです。それと本当に体が壊れてしまう前に休む、辞めるなりして動いて行っていただけたらなと思います。
私も辞めるって言うのはやっぱり勇気が必要でしたけど、あの時辞めてるからこうして無事今も生きているので、動けるうちに動いていくのがいいのではと思います。
最近は働き方改革が叫ばれ残業時間に対する見方がずいぶん変わってきているかと思います。一方で、工場などの交代勤務にも改善の余地はきっとあるはずだと私は思います。見直しが進んで働きやすい職場が増えて行くことを私は期待しています。