主人公は元ゲーム廃人インテリメガネ。異世界転生アニメ「ログ・ホライズン」を見た感想。

ライフ

主人公は元ゲーム廃人インテリメガネ。異世界転生アニメ「ログ・ホライズン」を見た感想。

異世界転生アニメ「ログ・ホライズン」を見た感想。

異世界転生アニメは多いですが、こちらもやはり少しクセがありました。私はそれが元でちょっと見るのを諦めていました。正直に言うと、3回挑戦して、3回目でようやく面白さに気がつくことができました。(はじめの2回は始まってすぐ断念してます・・)

なぜ3回目で見れたのかというと、それはたぶん自分の精神状態がログ・ホライズンを見れるところまで来てしまったことに他なりません。こんな言い方はダメですが、少し現実逃避をしたかったと言うのもありますし、病んでいたのかもしれません。

元気で、もっと前に進んでいきたいという方には少しおすすめはできませんが、闇を抱えているというか、目の前が暗くて塞ぎ込んでしまいそうな気持ちならきっと見れると思います。

ログ・ホライズンはゲームのアップデートの日にたまたまログインしていた人たちが、ゲームと全くといっていいほど似た異世界に飛ばされるところから話が始まります。

ログ・ホライズンでは多くのプレイヤーが異世界へと飛ばされました。異世界に飛ばされたプレイヤーの一人である主人公のシロエもその一人です。

他の異世界転生ものと大きく違うのは、複数のプレイヤーが同時に異世界転生をしているところでしょう。そして彼らはゲーム同様、死なないのです。

死なない、もとい、「死ねない」というのは良くも悪くも異世界に転生したプレイヤーたちに影響を与えていきます。

他にはHPやMPといった各種ステータス画面を見ることができるという点でゲーム要素が残っていたり、ゲームで使っていたキャラのステータスがそのまま引き継がれているという異世界転生ものの特徴であるチート要素はバッチリ入っていました。

物語の進行と共に、はじめは動揺していたプレイヤーも徐々に自分たちの立場と状況を理解していくことになります。自暴自棄になるもの、支配欲にかられるもの、組織的に動こうとするものなど徐々に環境は殺伐としていきます。

そんな状況を見かねたプレイヤーが一人いました。そう、主人公のシロエです。彼は転生を果たしたゲームによく似た世界が段々と荒れていく事をよしとしませんでした。

けれど、この世界では彼一人が強いというわけではありませんでした。一人だけチートというわけではないがログ・ホライズンです。だからただ単に力を持って解決するという手段を取ることはできませんでした。ただ幸いなことに、彼はインテリでメガネでした。

主人公シロエは異世界転生をしたプレイヤー(冒険者)で荒れる環境を変えるために仲間と共に立ち上がります。

物語はそうして進んでいくわけですが、随所にオタクっぽさというか、厨二的な何かを感じることになるかもしれません。それをどう受け取るかは人それぞれでしょうし、それをどうこういう必要もないと私は思います。ただ一つ言えるのは、異世界転生をした多くのプレイヤーはゲーム廃人だということです。

そういった背景というか、癖の強い人が集まっているというのはご承知おき願いたいというところです。一人だけの異世界転生アニメだと、癖が強いのは基本主人公一人だけなので、あまり気にならないかもしれませんが、これがより集まるとこうなるよというのを見ることができる面白さはあると思います。

ゲーム時代からの名残でしょう。転生したプレイヤーは現地では冒険者と呼ばれ、現地の人間は大地人と呼ばれ区別されています。

ログ・ホライズンの面白いところは、ゲームではただのNPCであった大地人が一人の人間として生きているというところにあります。ゲーム内ではNPCは一定の動き、一定の回答しかしませんが、大地人は違います。感情があり、国があり、それぞれの思惑があるのです。

圧倒的に力で劣る大地人は魔物の襲撃から街を守るために、国家間、貴族間での地位を有利なものとするため、異世界転生したプレイヤーに接触をしてきます。大地人が冒険者に仕掛けてくるあたりから物語の深みが一気に増していきます。

単純な武力戦ではないところがログ・ホライズンの面白いところです。もちろんゲームによくあるレイドとかダンジョンとかそういう燃えるやつもちゃんとありますが。

もしメガネの主人公というところで、見るのを迷っているなら少しもったいないかなと思いますが、単純な武力戦ではなく智略の戦いが多いので、大人向けのアニメと言えるかもしれません。

万人受けはしないでしょう。でも、こういうの待ってたよという人には激刺さりするアニメではあると思います。